有難う御座いました

毎朝、1時間の散歩に出かけた後、プールに飛び込んでいたトラは、3週間前からその習慣を辞めた。最近、刻々と状況は変わっている。いつでもこの地が去れる様に家の物のセールを始めた。スポットやトラの居ない家は住みたく無い。

今まであったことの無い方達がセール品を見に来てくれる。短い尾を振ってお客様を迎え入れる彼を見る度、胸がしめつけられる。

アサノハウスに縁の有った皆様、本当に有難うございました。皆様とこのツーソンで、スポット、トラが楽しい時を過ごさせて頂いたこと、深謝致します。

 

トラの運命

スポットは、今月3日に、私とトラを置いて旅立ってしまった。涙の乾ききらないうち、トラの異変に気が付いた。歩いて居て、直ぐ起き上がるのだがパタン!と倒れる。家具の下で1日過ごすことが多くなった。その様は“スポットが居ない家なんて、”と思ってる感じだ。翌日、彼を連れて動物病院に。受付の女子が言った。「体重測ってください」「もう一度測ってください」やがて医師が現れ、「もう一度体重計に乗って」と。5月に検診した時より、3kgも減っている。「良くないわ、、この数字は、」医師は呟き、私を見て、伝えた。「彼は11年だったわね!心臓病若しくはガンの可能性が有ります。レントゲンを取ってくるから、ここで待っててください」と言い残し、医者は診察室からトラと出て行った」トラに、何が起こったんだ、、? 嘘であって欲しい、と思ってる事が、数分後、全て覆された。「残念ながら、あと数ヶ月の命です。このレントゲン写真を見てください。黒い影あるの分かりますか?彼は心臓病、それに悪い腫瘍がお腹に有ります。私がそう言っても、中には違う動物病院に連れて行って、高い手術費を払っている人達も居ます。私は言いたいです。“焼け石に水”だって、ね。」私は先生に伝えた。「私は彼の運命に従います。」3種類の薬を貰い、病院を後にした。

運転中、医者の言葉が私の頭の中でこだまして居た。不思議と涙は出てこない。

 

犬の死期がもうそこに

毎日のように夕立ちが来るモンスーンの時期だ。雷鳴が轟き、いきなり雨が叩きつける。雷鳴が大嫌いなスポットは、そんな時、私からいっときも離れようとしない。しかし、今年は違う。彼の生きる力が消えつつ有る。日毎に彼の目の輝きは薄れていき、ヨロヨロと歩いて居た数日前より日毎にその弱い筋肉の力さえ奪われ、横になったまま、時折、私を呼ぶ。24時間介護が始まり、今日は三日目、食事も一切受け付けなくなった。水だけは少しずつ入れてあげてる状態が続いている。

愛するものの「死」はとてつもないストレスに襲われる。15年もの間、生活を共にしてきてくれた彼に感謝の気持ちを抱きながら彼を見守っている。

 

美しく逞しい日本人女性

「部屋は空いてますか?」今年初め、
アサノハウスに宿泊希望のメールを受けた。
しかし、続く文面に、車椅子使用です、と書かれていて、
宿泊者用の部屋は階下に
あるので、残念ながら、断らざるを得なかった。数ヶ月経ち、
当の本人から連絡がきて、ツーソンで
1年間の福祉の勉強をしている、と言う。早速に彼女を夕食に招待した。
ウーバーで、颯爽とアサノハウスに乗りつけた彼女は、
溢れんばかりの笑みを浮かべて
幸せそうだった。ウーバーの運転手がトランクから
彼女の車椅子を取り出すとサッと
そこに座った。彼女のそのこだわりも何も無い仕草に、
彼女の美しく逞しい精神力を感じた。
ツーソン在中の友人達も加わり、夜も更けていくのを忘れ楽しい夜を過ごした。
日本のある会社が障害のある方達を支援して居るからこそ、
海外に勉強に来れるという話を
聞いた。益々、そんな日本が好きになった。
早速一夜明けた今日(今朝撮ったハミングバード)彼女からメールを頂いた。
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昨日はご招待頂きありがとうございました。
アメリカに来て2ヶ月弱、あんなに家庭的であったかい空間で過ごせたのは初めてでした。
ちょうど今、お土産で頂いたオニギリを噛み締めながら食べてました(^^)
あさのさんと ご縁があったこと、とても幸せです!昨日でたくさん元気を充電できました♪
まだ日本ステイ先を探している時、勇気出してアサノハウスへメールをした自分を褒めたいです!
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UBER eat

待合室に座っていた。カイロプラクティックの受付の70歳を過ぎた辺りのオバさんが入口の外を覗いている。「何か気になることでも?」と聞くと、「ランチを待っているの、UBER lunch よ」、と。そんな便利なシステムがあるなんて知らない私はビックリ。世の中は、勢いついて進化している。エッ? でも、、💦昨日、受付のオバサンに、「そんな便利なシステムがあるなんて知らなかったよ」と言った、翌日の今日の私のiphone にUBER eat からのメールが届いた、、なんて、誰かに私の情報を見られている(取られている)世の中になったと考えても過言ではない。せめて、心だけは抜き取られないようにしなければ。(・・;)