真夜中に

シーンと静まり返った丑三つ時、突然、

キョェ~~~ン、キョェ~~~と、荒野に響き渡った。それも、とてもシャープな声で。

うちのすぐ横のフェンスに、数頭のコヨーテがいる気配だ。 うちのガードドッグたちは、

興奮しまくり、吼えている。犬の部屋からバルコニーに通じているドア

をあけた。沢山の目が光って見える、。私の心臓が高鳴った。犬たちは、バルコニーに

でて、威嚇攻撃の声で吼えまくっている。

彼らは逃げようとしないどころか、、声を張り上げている。私の耳は、しだいに、慣れてきて、、

「あぁ、、ここは、荒野の砂漠なんだ、、こんな騒音に惑わされてても仕方あるまい」と、

思い、犬たちに、寝なさい、、と言い聞かせて自分のベッドに戻った。

仮面

リコーダーを通じての友人の夫は、音楽大好きで、世界中の音楽を聴きに

妻と一年を通じて旅している。特に、南米の明るい音楽が大好きで、

行くたびに、仮面をかってくることが昂じて、家の中は、仮面だらけ。

珍しい楽器も家のあちこちにおいてある。

先日、訪問した際の写真だが、あまりの仮面の多さに、沢山の目に囲まれて

いるような錯覚に陥る。それにしても、金額的には幾らぐらいになるのだろう

と、又、悪い癖がはじまった、、。「そんな下品な気持ちをもつな、」と沢山の目

から怒られそうな気配がした。

母と同じ年の友人と

先日から約束していたきよこさんと昼食をおすし屋さんでとった。

彼女は、86歳。1954年に、アメリカに結婚でわたってきた。

その後、夫の赴任先のヨーロッパの国々を回っている間、3人の

娘をもうけ、やっとアメリカ本土に落ち着いたかと思った矢先、夫が

お金を全部持ち出して、雲隠れしてしまった。その後の彼女の人生は

波乱万丈の人生。しかし、立派に子供たちを育て上げ、そのうちの一人は

ツーソンで有名なアーティストになっている。

昼下がりの午後、彼女の家で、お互いに、人生の辛さ、楽しさを話あって

知らぬ間に太陽は、西へ傾き始めていた。

音楽の月

今年も、音楽の月、3月がやってきた。

3月は、あちこちで、音楽のイベントが始まる。私も毎年のことながら、「ツーソン リコーダー

ソサイエティー」のメンバーが作っているリコーダーグループ、「デザート ウィンド」のメンバー

の一人として、ツーソン市内小学校、7-8校へ訪問演奏をしている。 大体8~10曲くらい演奏をする。(毎週火曜日、金曜日)

子供たちは、眼を輝かして、私たちの演奏を静かに聴いてくれる。終了すると、子供たちが、

列を作って、私たちの一人ひとりに、握手を求めて「サンキュー」と恥ずかしそうにいう。

その姿に、又、来年への演奏の気持ちがみなぎる。

朝日を浴びて

朝早くジムで体力づくりをした後、無性にお腹が減った。家に帰り、早速にポテトと卵で朝食を作り、朝日がさんさんと輝くパティオで食べる事にした。
椅子に座り、耳を澄ますと、何種類の鳥のなきごえか、、無数の鳥達が素敵な音色でさえずっている。
犬たちは、裏庭で戯れている。
こんな平和な朝に思わず感謝の気持ちを抱き、スクランブルエッグをほうばった。